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ペンネーム【ハブハブ25さん】

朝、目覚ましよりも早く目が覚めた。 時計の秒針が時を刻んでいるのをしばらく眺めながら、隣にあったぬくもりを探してみる。 けど、そのぬくもりはもうここにはなかった。 浩次は5年付き合っていた美穂と別れてから、2ヶ月が経っていた。もう美穂の事を忘れたかった。浩次はベッドから起きあがり朝食の準備をした。トーストが焼けるまでCDを聞くことにした。ステレオから流れる1曲1曲が美穂との日々を思い出させた。しかも、普段は忘れてしまっている様な事までもが、1つ1つなぜか鮮やかに蘇らせた。辛かった。孤独が浩次の全身を包んでいた。もう誰かに触れていないと、自分と違うぬくもりに触れていないと、おかしくなりそうだった。 浩次はぬくもりを感じられる所を頭の中で探した。ふと成人式の事を思い出した。浩次は成人式の日に友人と居酒屋でオールした後、そのノリのまま、みんなでヘルスに行った。浩次にとってヘルスは初めての経験だった。浩次は緊張していた。緊張していた性かタイマーが終わりを告げても、浩次はイケていなかった。しかし、女の子は「もう少しがんばらせて」と言って、浩次のをもう一回口に含み手を上下した。浩次はそれからすぐにイッた。「よかった。イッてくれて」と言う彼女がすごく愛おしかった。その日、浩次が行った店の名は「大阪バニー」であった。それ以来、浩次はその店には行ってないが、その店への良い印象はずっと持っていた。 その店は少し路地に入った所にあり、浩次はその路地に向かって歩いていた。その路地を通る人はだいたいその店に行くのであろう。男性の店員は迷わず浩次を店へと誘導した。誘導されるままに浩次は店に入って、ネットで見て決めていた女の子の顔写真を見た。ネットで彼女のセクシーなポーズがいくつか掲載されていたが、彼女の顔は1枚もなかった。写真の彼女は想像の中のあのセクシーなポーズをとる彼女より少し幼く感じた。だが、迷わず彼女を指名し、待合室で待った。ヘルスは2回目だが、浩次はやっぱり緊張していた。待っている時間は落ち着けるものではなかった。20分くらいして男性店員が浩次の札番号を呼んだ。店員の後について行く。カーテンがバっと開いたすぐそこに写真の彼女が立って待っていた。少しびっくりした。彼女も緊張しているのか、浩次の目を見て、ゆっくりと浩次を抱きしめた。「待ったでしょ?」それが彼女の第一声だった。顔の割に彼女の声は低く鼻声だった。浩次は自分が緊張している鼓動を隠すようにして、彼女を自分から少し離し「全然大丈夫やよ」と言った。彼女はもう一回浩次の顔をじっと見てから笑みを浮かべた。「こっちにきて」と浩次の手を引っ張り、2人は個室に入った。お世辞にも広いとは言えない個室だが、二人が密着する分には有り余る広さだった。 彼女はゆっくり浩次の服を脱がすと、自分は浩次に背を向けてゆっくりと身に纏っていた黒い花柄のランジェリーを全て色っぽく脱いで魅せた。生まれたままの姿になった彼女を、浩次は下から上へと目をやった。彼女は痩せすぎず、女性の丁度良い肉付きをしていた。もう一度彼女を抱き寄せた。彼女は冷房の効いたこの部屋に居た性か、肌は少し冷たかった。「冷たいでしょ?私、かなりの冷え性なんです」と彼女が言うと「じゃ~、俺が暖めてあげるよ」と浩次は言った。「ふふ。ありがと」と、ありきたりと思われる浩次の返しに彼女は礼を言った。そして、掌で浩次の背中をトントンとして「シャワーにいこ」と言うと、バスタオル浩次の腰に巻いた。シャワー室は個室よりも少し明るかったので、彼女の顔をしっかりと見た。彼女は想像していたより幼い感じはするけれど、街で歩いていたら必ず振り向いてしまうルックスをしていた。彼女は見られるのを恥ずかしそうにして、浩次の体についた泡を丁寧に落とすと、浩次を先に部屋に行かせ、後からそれに続いた。 ビジネスとは言え、会ってまだ10分と経たない2人が今、裸で向き合っている。浩次は変な感じがしつつも、彼女はもうバスタオルの中にあった浩次のを口に含んで、浩次をうわ目づかいでいやらしく見つめていた。彼女の口の中はすごくねっとりとして、汗をかいた時のTシャツの様に浩次の全てが密着されていた。浩次のはすぐに大きくなった。少し彼女が勢いを増した。このままではすぐにイッてしまうと思った。「ちょっと待って」と浩次は言い、がんばる彼女を半ば強引にベットへ寝かせた。今度は浩次が攻めた。大きい掌で彼女の胸をゆっくり包み込み、押し上げたり、押しつぶしたり、片方をやがて両方を。舌で彼女のツンッと立った乳首をなめながら、ゆっくり下へと滑らせた。指はもう彼女の恥ずかしい部分にたどり着いていた。指で彼女の部分を開いてみた。小さくかわいい突起物が顔を出した。それを人差し指で優しくなでると、彼女はため息に似た喘ぎ声を出した。手探りで彼女の感じる所を遠慮しながら探した。その赤くなった突起物を少し口に含んでから指を彼女の中へそっと、そして奥へ入れ、それからゆっくり外へとかきだしてみた。彼女の体が痙攣を起した。彼女の表情はすごく安良かだった。けど、短時間で彼女のを潤すほどのテクニックを浩次は持っていなかった。「大丈夫?痛くなかった?」と浩次が彼女に申し訳なさそうに言うと彼女は「痛くないよ。気持ちよかったのに。じゃ~、今度は私が気持ちよくさせてあげるね」と彼女は体の割には少し大きめなおしりを浩次に向けた。2人は互いのを同時になめあった。浩次は目に見える彼女の全てを優しく、そして強くなめた。浩次はたまらず、彼女のを自分の顔に密着させた。それに合わせて彼女も優しく、そして強くねっとりと浩次のを口にくわえ、手のピストン運動を繰り返した。もう我慢ができなかった。浩次は彼女の口の中に発射させた。声を出すこともできなかった。もう全て出し終えていたが、それでもしばらく、彼女の手のピストン運動は止まらなかった。 浩次の中から発射された液体を彼女はティッシュでふき取りゴミ箱へポイと捨ててから、浩次が寝ている横にごろんとなった。「気持ちよかった?」少し小悪魔的な表情して彼女は言った。「気持ち良かったよ。ありがとう」と言って、彼女にキスをしようとしたが彼女は気をつかったのだろう。自分の唇を隠した。だから、彼女のおでこにそっとキスをした。「かわいいね。よく言われるでしょ?」と浩次が彼女に言うと「言われないよ。それより、かっこいいっていわれるでしょ?」と彼女は浩次に聞き返した。「で、すごくやさしい。」と続けて言った。「初めて言われたよ。そんなこと」と浩次は答えた。何か褒め合っているのがおかしくなって、2人は一緒に笑った。静かな時間が流れていた。彼女を腕に抱いていると「ピピピピ」と忙しない音が狭い部屋中に鳴り響いた。彼女は何も無かったかの様に浩次の腕にくるまったままだった。彼女の体はすっかりあったかくなっていた。浩次はこのぬくもりを求めていたのだ。「時間だよ」と言ったのは浩次からだった。「そうだね。じゃ~、シャワー準備してくるね」と言って彼女は少しだるそうに部屋を出た。 シャワーを浴びている時も、服を着せてもらっている時も、2人はどうでもいい話をして笑っていた。普段の生活。友人の話。学生時代の思い出。何度も誰かに話したことを、初めて話す新鮮さで話をした。30分間彼女はビジネスとしてではなく、付き合いたての彼女として側にいてくれた様に思った。少なくとも、浩次はもう緊張感も客という意識も無かった。楽しかった。彼女といる時間が楽しかった。 2人は部屋に入ってきた時と同じ格好になっていた。「じゃ~」と言って、彼女は浩次の手を取った。浩次は部屋を出ようとする彼女の手を握り返し、自分のもとに引き寄せた。自分の腕で彼女の頭を抱き、彼女の目も鼻も口も、自分の胸に押しつけた。彼女は浩次の胸の中で「どうしたの?大丈夫?」と言った。浩次は泣きそうになった。「もう少しだけこのままいていい?」と浩次は彼女に言った。彼女は何も言わず浩次の背中に手をまわし、ギュッと浩次を抱きしめた。どれくらい経つのだろう。すごく短くも感じるし、すごく長く抱きしめてもらった感じもする。このまま、ずっとこのまま彼女といたかった。「ありがとう。いこ」と浩次は彼女に言った。「うん。」と彼女は少し浩次の目を見て、それを見てから先に部屋を出た。浩次の手をつないで。 現実の世界へと続く薄い1枚のカーテンの内側で、彼女ともう一度キスをして、抱きしめた。浩次は彼女の背中をポンポンと2度3度叩くようにして「今日はありがとうね。また来るね」と言って、カーテンの外へ出た。彼女はカーテンの内からそっと顔をのぞかせて、無邪気に手を振っていた。浩次も彼女に手を振って、店を後にした。帰り道に、先まで一緒にいた彼女のぬくもりとほのかに残る彼女の香を感じつつ、また、がんばれるだろう。浩次はそう思った。


朝、目覚ましよりも早く目が覚めた。 時計の秒針が時を刻んでいるのをしばらく眺めながら、隣にあったぬくもりを探してみる。 けど、そのぬくもりはもうここにはなかった
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